米国株式の高成長・高配当銘柄と投資する前の注意点

2018.04.11

このサイトはもともとこの記事を書くために作られたと言っても過言ではありません。ここではさまざまな米国株式から選りすぐりの銘柄を紹介しつつ、投資前の中点をあげます。この記事は米国株式のあらゆる株式の情報を追記するため、ブックマークや SNS でのシェアをおすすめします。

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米国株式の魅力をおさらい

アメリカは日本よりも人口が多く、少子高齢化の速度が緩やかであることが、二国を比較するうえで重要です。これは株式に投資するうえで極めて重要な判断材料になります。

アメリカはシリコンバレーや東海岸のウォール街を中心にした経済圏ができています。優秀な人がたくさんいることで世界中から優秀な人が集まるという流れが、トランプ政権になってもなお衰えていません。

さらにアメリカは広大な土地と資源を持ちます。これらを背景にしてアメリカの株は日本の株よりも優れた土壌にあるといえるでしょう。

米国株式

アップル(AAPL)

アップルはおなじみ iPhone や MacBook を製造している会社です。2018 年 4 月現在は 170 ドル前後で推移し、PER は 17 から 18 倍です。時価総額は日本円でおよそ 90 兆円ほど。

日本のトップであるトヨタが 20 兆円ほどと考えると、その規模の大きさがわかるでしょう。しかしこの株価は熱狂的な投資家のつけた高値ではありません。実際、PER は 18 倍と妥当な範囲に落ち着いています。

ベンチャーは翌年の収益の数十倍の時価総額がつくこともありますが、Apple の株価はベンチャーの荒々しい株価ではなく、予想収益にもとづいて株価が少しずつおりこまれていくという単純な株価です。

アップルの株価
引用: Yahoo! Finance - Apple Inc. (AAPL)

良くも悪くも iPhone の売れ行きで会社の売上が変わってくるため、今後も出てくる新しい iPhone には注意が必要です。

アップルの株価を影響するライバル会社を考えてみましょう。

  • Intel
  • Amazon
  • Google

まずは Intel (インテル)です。アップルは他社に比べて、製品の技術、生産、販売を自前で行うところがあります。この傾向は 2016 年以降ますます強まり、2018 年にアップルストアが新宿で新規オープンしました。アップルストアの拡大はアップルの自前主義を象徴し、それはチップのレベルまで及んでいます。

アップルは、CPUを自社で設計するなど、主要部品の内製化を加速している。無線ヘッドフォンの「AirPods」には、同社が初めて自社開発した無線デバイス用チップ「W1チップ」が搭載されている。アップルは、GPUについても自社開発する予定で、現在のサプライヤーである英国のImagination Technologiesとのライセンス契約を終了するという。また、ブルームバーグによると、アップルはAI専用プロセッサも開発中だという。
引用: アップルがクアルコム社員を引き抜き 半導体の「自前化」加速 - Forbes

独自のチップを製造するリスクは訴訟リスクです。しかしアップルはそのリスクよりも、インテルなどのチップ製造会社にパソコンやスマートフォンの性能がおさえられているリスクのほうを深刻に評価しているようです。将来のアップルはインテルと厳しい競争をすることになるかもしれません。

アマゾンとグーグルは AI のアレクサとグーグルホームを販売し、人工知能の先駆的な存在になっています。アップルはすでにパソコンとスマートフォンに Siri というボットを用意していますが、音声案内の分野でやや遅れをとっています。この違いは今後、三社の株価に長く影響することになるでしょう。

評価 アウトパフォーム

アマゾン

アマゾンは EC の分野で世界一となった会社です。EC 市場そのものが拡大しているため、アマゾンは時代の流れにうまく乗っているといえます。アマゾンの株価は高 PER であり配当金もありません。典型的なナスダック銘柄で、同じテクノロジー系でもアップルと性質が違います。

アマゾンの株価
引用: Yahoo! Finance - Amazon.com, Inc. (AMZN)

アマゾンは世界で最も伸び率がいい株の一つとなっていますが、その根拠として次のサービスがあるでしょう。

  • クラウドサービス
  • リアル店舗の拡大
  • アレクサ
  • Twitch

実はアマゾンは EC だけでなくクラウドサービスでも大きなシェアを持ち、黒字を出しています。むしろ EC の赤字をクラウドサービスの黒字で補っているという形が何年も続いています。クラウドサービスは今後の伸びしろもある巨大な市場ですが、アマゾンはその市場でマイクロソフトとグーグルに大きな差をつけてトップのシェアを持っています。

Synergy Research Group の The Leading Cloud Providers Continue to Run Away with the Market ではアマゾンのシェアを 34% としています。同記事ではマイクロソフトが 10% 程度、IBM、グーグルが数パーセントしか持っていないことを明らかにしています。

アマゾンはレコメンド機能などで培った人工知能の技術を使い、アメリカのシアトルに無人コンビニをオープンしました。人工知能の波がすぐにやってくることが予想されたレジ係を文字どおり無人にしたのです。

米アマゾン・コムは22日、米西部シアトルにセンサーや人工知能(AI)で来店客の様子を把握し、レジを通らなくても買い物ができるコンビニエンスストア「アマゾンGO(ゴー)」を正式にオープンした。
引用: アマゾンGO 無人コンビニ、米シアトルに開店 - 読売新聞

アレクサはアマゾンの人工知能です。アレクサに話しかけると、グーグルから情報を得られるように、自分のほしい情報を教えてくれます。そして自分のほしい商品も教えてくれます。他社のロボットと決定的に異なる点は、アマゾンの人工知能はアマゾン自身の買い物サービスとくっついているということです。アマゾンはアレクサを目的でなく手段として扱っており、EC という本業と人工知能を同時に推進させる格好の道具とみなしています。

アマゾンはアップルが iPod で音楽を支配し、グーグルが YouTube で動画を支配した事例にならって、Twitch というゲーム配信サービスを買収しました。すでに世界のゲームプラットフォームになっている Twitch は、アマゾンの広告塔になっています。急成長している e-Sports という市場もアマゾンが支配的な地位を確立しているのです。

評価 アウトパフォーム

フェイスブック

フェイスブックは SNS を支配する会社です。2018 年に Cambridge Analytica という団体がフェイスブックに登録しているユーザーの個人情報を不正に利用していたという疑惑が起こり、数ヶ月経った今も「フェイスブックを消去しよう」という運動がアメリカで広がっています。

フェイスブックの株価
引用: Yahoo! Finance - Facebook, Inc. (FB)

評価 アンダーパフォーム

投資する前の注意点

アメリカの株に投資するときは次の点に注意する必要があります。

  • 手数料が国内株式よりも数倍高い
  • 配当金はアメリカで課税され、さらに日本で課税される可能性がある
  • キャピタルゲイン(株を売買したことによる利益)も、アメリカと日本で課税される場合がある
  • アメリカは日本よりも大企業が消えやすい
  • トランプ大統領が会社を名指しで攻撃する

ネット証券ではSBI証券がほぼ最安値に近く、手数料はおおむね約定代金の 0.45% となっています。100 万円分の株を買うと 4,500 円の手数料となります。国内株式と比べるとかなり高いため、デイトレードはもちろん向きません。中長期で保有することが前提となります。

約定代金の0.45%
下限5ドル
上限20ドル
引用: SBI証券公式ページ(2018 年現在)

配当金は二重で課税されます。まずアメリカで課税され、次に日本で課税されます。ここでは 100 という配当金をもらうことを考えましょう。

100 の配当金はまずアメリカで 10% 課税されて 90 になります。続いて日本で 90 の 20% である 18 が課税されます。つまり 72 が残ります。アメリカの配当金は 28% が税金で引かれて 72% が残ることになります。

アメリカの株式を取引するうえで重要なポイントはトランプ大統領です。トランプ大統領がツイッターでアマゾンを攻撃すると、アマゾンの株価は急落しました。アマゾンの経営者であるジェフ・ベゾスはワシントン・ポストを所有し、ワシントン・ポストはトランプ大統領と相性が悪いのです。

トランプ大統領はさまざまな国、団体、会社を攻撃しています。中国に関税を課すという姿勢をとったことでアメリカの株が一斉に下がることもありました。アメリカの株式をはじめて買うときは、トランプ大統領の政策に左右されにくい銘柄を選ぶこともポイントになるでしょう。

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